乳幼児の視力発達障害(弱視)の原因(3)
② 不同視 ― ピントがあった像を見ていない
左右眼の屈折度数が異なっているために、屈折異常が強いほうの目が弱視になることがあります。
③ 斜視 ― 網膜の中心(黄斑部)で見ていない
斜視とは左右の目が違うところを見ている状態です。通常、片方は目標を黄斑部で見ていますが、違う方向を向いている目は、黄斑部からはずれたところで見ています。そのために弱視になることがあります。
④ 形態覚遮断 ― 目をきちんと使っていない
いろいろな理由でまぶたが閉じていたり、白内障(水晶体のにごり)があったりすると、網膜まで光が届かず、視力の発達が妨げられることがあります。